【車中泊】エアコンつけっぱなし活用ガイド:バッテリー問題解決!

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休日に車中泊するんだけど、エンジンかけたままでエアコンをつけっぱなしにして寝たらなにか問題あるかな?

モビくん
モビくん

そうだね、例えばこんな問題があるよ!

アイドリング状態で
エアコンを使う場合の
問題点

  1. バッテリーあがりのリスク増大
  2. ガソリンの消費が増える
  3. 騒音によるトラブルや条例違反
  4. 換気不良による一酸化炭素中毒のリスク

長時間の車中泊でも快適に過ごすにはエアコンは必須ですが、エンジンをかけたままでの車中泊はマナー違反や条例違反になります。

しっかりと対策をしないと思わぬトラブルに見舞われるかもしれませんそこで、今回はエアコンつけっぱなしのコツとバッテリー保護策について紹介します!

この記事を読んでわかること
  • 車中泊時のエアコン使用とその注意点
  • 騒音対策
  • エンジンをかけずにエアコンをつかう方法

本格的なサブバッテリーシステム構築例

目次

バッテリーあがりのリスクと対処法

エアコンをつけっぱなしにする場合はバッテリー上がりのリスクがあるので、対策と準備が必要です。

バッテリーがあがるとどうなる?

車中泊でバッテリーがあがると、さまざまな困ったシチュエーションに直面します。以下、具体的なシチュエーションとその影響について詳しく解説します。

①寒冷・暑熱時の温度調整ができない

車中泊をする際、特に夏や冬は車内の温度調整が必要です。しかし、バッテリーが上がってしまうと、エアコンやヒーターが使用できなくなります。

例えば、冬の寒い夜にヒーターが使えないと、車内は凍えるほど寒くなり、健康を害する恐れも。また、夏の暑い日には、熱中症のリスクが高まります

②照明が使えない

夜間や早朝に車中泊をする際、車内の照明は非常に重要です。

バッテリーが上がると、車内の照明が全く使えなくなり、手探りでの行動を余儀なくされます。

やまじん
やまじん

読書や作業、または移動の準備など、照明が使えないと不便ですよね。

③スマートフォンの充電ができない

現代の旅行や車中泊において、スマートフォンは必需品となっています。ナビゲーションや情報収集、連絡手段としての役割は大きいです。

しかし、バッテリーが上がると、車の充電ポートが使用できなくなり、スマートフォンのバッテリーが切れるリスクが高まります。

これにより、予定の変更やトラブル時の連絡が困難になる可能性があります。車中泊は非常に便利で楽しい経験ができる一方で、車のバッテリーには十分な注意が必要です。

モビくん
モビくん

トラブル防止のために定期的なバッテリー点検が重要だね!

バッテリーがあがったらどうする?

バッテリーがあがった場合はジャンプスターターや予備のバッテリー、もしくは発電機などを使用してエンジンを始動します。

また、ブースターケーブルがあれば、周辺の方に声をかけて救援してもらいましょう。

これらの準備がない場合は、JAFや自動車保険のロードサービス特約を利用して救援依頼をするようにしましょう。

YOME
YOME

すぐに連絡できるように、電話番号をアドレスに登録しておくといいね!

バッテリーあがりを防ぐには?

やまじん
やまじん

車中泊の前にはバッテリー点検を実施しましょう

モビくん
モビくん

バッテリーが劣化している場合は交換してね

ポータブル電源とポータブルクーラー

ポータブル電源は車中泊での快適さを確保するために必須です。

エアコンのような大きな電力を必要とするデバイスも稼働させることが可能で、これにより車のエンジンを使わずにポータブルクーラーを使うことができます。

ただし、消費電力とポータブル電源の容量を見極めて、適切に使い分けることが重要です​​。

使用時間と消費電力

ポータブル電源とポータブルクーラーの組み合わせは、その持続時間がクーラーの消費電力と電源の容量により決まります。

ポータブルクーラーの消費電力ポータブル電源の容量(例:1,500Wh)使用可能時間
100W1,500Wh約15時間
200W1,500Wh約7.5時間
300W1,500Wh約5時間
ポータブルクーラー使用可能時間

この表は例です。具体的な消費電力と電源の容量により、使用可能時間は異なります。また、複数のデバイスを同時に使用すると、使用可能時間はさらに短くなります。

一般的なポータブルクーラーはおおよそ100から350ワットのエネルギーを使います。容量が1,500Whのハイエンドポータブル電源であれば、約4〜5時間使用可能です。

540Whのエネルギーを消費するポータブルクーラーの使用時間は、ポータブル電源では大体1〜3時間ほどです。

長時間にわたってポータブルクーラーを使いたい場合、クーラーのエネルギー消費を少なく抑えて、大容量のポータブル電源を使用するか、車の電源やソーラーパネルから充電しながら使用することが重要となります。

JackeryとEcoFlowポータブル電源:価格と性能を徹底比較

車中泊の際に使用するポータブルクーラーの起動には、瞬間的に高い出力が必要なので瞬間最大出力が1000W以上のポータブル電源を選ぶ必要があります。

今回は特に車中泊愛好家から人気のあるJackeryとEcoFlowという二つのブランドのポータブル電源を価格と性能で徹底比較します。

項目Jackery Solar Generator 2000 PlusEcoFlow DELTA Pro 3600Wh
価格 ¥248,500(税込)通常価格¥440,000(税込)
容量2,042.8Wh3,600Wh
バッテリータイプLiFePO4 (リチウム鉄リン酸塩)LFP (リチウムイオン)
サイクル寿命4,000サイクル (70%+容量)6,500サイクル (50%容量), 3,500サイクル (80%容量)
出力最大6,000W (パラレル接続時), 120/240V拡張可能電圧3,600W-7,200W AC出力
充電時間ソーラー充電:2時間 (6x SolarSaga 200Wパネル使用時)AC充電:2.7時間, 多種多様な充電オプション (6500W MultiCharge)
ポート数AC出力(x5), USB-A(x2), USB-C(x2), カーポート(x1)AC出力(x5), USB-A(x4), USB-C(x2), カーパワーアウトプット(x1), DC5521出力(x2), アンダーソンポート(x1)
重量61.5 lbs (27.9 kg)約99lbs (45kg)
保証期間3年 + 2年延長保証記載なし
特長– 2-24 kWhの拡張可能容量
– 高速ソーラー充電
– 10年の長寿命バッテリー
– ホールホームバックアップソリューション用の転送スイッチ
– 3.6-25kWhの拡張可能容量
– EV充電ステーションでの充電可能
– 長寿命LFPバッテリー
– プラグ&プレイホームバックアップソリューション
「Jackery Solar Generator 2000 Plus」と「EcoFlow DELTA Pro 3600Wh/1,125,000mAh」の比較表
やまじん
やまじん

購入を検討する際には、自分のニーズに最適な商品を選択することが重要です。

①Jackery Solar Generator 2000 Plusの人気の理由

Jackeryは、そのパフォーマンス、信頼性、携帯性に関して高い評価が寄せられています。

特に、ドローンやカメラ機材の充電、キャンプや非常時の電源としての使用、ガス発電機に代わる安全かつクリーンなエネルギー源としての価値が強調されています。

大容量と高出力
2kWhの基本容量で、最大6,000Wの出力をサポートし、一般家庭のほとんどの電化製品を稼働させることができます。これにより、キャンプやアウトドア活動、さらには非常時の家庭用バックアップ電源としても非常に有用です。
高速ソーラー充電
高度なIBC技術を用いたソーラー充電により、わずか2時間でフル充電が可能です。これにより、エネルギーの自給自足が現実のものとなります。
長寿命LiFePO4バッテリー
優れたLiFePO4バッテリーを使用しており、10年の長寿命を持ち、安心して長期間使用することが可能です。
拡張可能な容量
2kWhから24kWhまで容量を拡張可能であり、さまざまなニーズに合わせてシステムをカスタマイズすることができます。
安心の保証期間
製品には3年の保証が付与され、公式ウェブサイトから購入すると2年の延長保証が自動的に適用されます。

これらの点から、Jackery Solar Generator 2000 Plusの人気はその多機能性、高い性能、そして環境に優しい持続可能なエネルギーソリューションを提供する能力に由来していると考えられます。

②EcoFlow DELTA Pro 3600Whの人気の理由

EcoFlow DELTA Pro 3600Whが非常に人気がある理由は、その高い機能性、急速充電能力、そして環境への配慮が挙げられます。

高容量と強力な出力
EcoFlow DELTA Proは3.6-25kWhの拡張可能な容量を持ち、3600Wの出力でほとんどの家庭用電化製品を動かすことができます。これにより、非常に強力なバックアップ電源として、また大規模なアウトドア活動やプロフェッショナルな使用に適しています。
急速充電
EcoFlow DELTA Proは、最大6500WのMultiCharge技術を利用した急速充電を実現しています。これにより、わずか数時間でフル充電が可能になります。
EV充電ステーション対応
この製品は、世界中の数千のEV充電ステーションでの充電が可能です。これは移動性と柔軟性をさらに高める特徴と言えます。
LFPバッテリーの長寿命
EcoFlow DELTA Proは、6500サイクルの寿命を持つLFP(リチウム鉄リン酸塩)バッテリーを採用しており、長期間にわたって高い性能を維持します。
プラグアンドプレイのバックアップソリューション
簡単な設定で家庭全体をバックアップできるように設計されており、複雑な配線作業や設置作業を必要としません。
エコフレンドリー
EcoFlowはエコフレンドリーな製品を提供することに力を入れており、DELTA Proもその一環として、持続可能なエネルギー解決策を提供しています。
モビくん
モビくん

車中泊はもちろん、家庭用のバックアップ電源、アウトドア活動など幅広いシナリオでの利用が可能になっています。

最強ポータブル・クーラーおすすめ3選

日動工業 ポータブルスポットクーラー「カンゲキくん2」|YNC-B160
総合評価
( 4 )
メリット
  • 初期電力消費が小さく、ポータブル電源の容量が小さくても使用できる。
  • 夜間には車内をまあまあ冷やせる。
  • 送風ダクトでスポット冷却ができる。
デメリット
  • 日中の炎天下では車内全体を冷却することはできず、目の前の冷却用としてしか使えない。
  • 使用方法によっては、風が弱く、車内が十分に冷えない場合がある。
  • 操作音が大きいため、静かな環境での使用には適していない。
EENOUR スポットエアコン 2.0QN750
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 排気と吸気が分かれているため、熱交換による発熱をこもらせることなく、冷風を快適に浴びることができる。
  • 設置場所に制約がなく、移動も簡単にできるため、車中泊やキャンプなど、屋外での使用に適している。
  • 電力消費が比較的少なく、ポータブル電源で駆動可能であるため、エコな使い方ができる。
デメリット
  • 起動直後の動作音が大きい。
  • ドレンホースの水が抜けにくいため、本体内に水がたまり、漏れて車内が濡れる可能性がある。(防水対策が必要)
  • サイズが大きく、設置場所を検討する必要があり、
コイズミ ポータブルクーラー「ラ・クール」
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 消費電力が少なく、本格的なクーラーで冷却能力も問題なし。
  • 湿度を効果的に取り除き、快適な環境を提供する。
  • ポータブルなため、持ち運びができ、キャンプやボートなどのアウトドア活動に最適。
デメリット
  • 重量があるため、持ち運びが少し辛い。
  • 室外機が重く、室内外機のホースが外せないため、設置が辛い。
  • 家電並みの冷房力は期待できないため、家庭用エアコンに比べるとパフォーマンスが劣る。また、価格も高額。

ポータブルクーラーは持ち運びができ、車以外でも利用できる利便性があります。

車中泊に適したポータブルエアコンを選ぶ際は、車種やスペース、使用頻度、消費電力、冷却能力静音性を考慮し、設置場所の確保も重要です。

車中泊でエアコンをつけっぱなしにするメリット・デメリット

デメリット

バッテリー上がりのリスク
エアコンをつけっぱなしにしている場合、車中泊中にバッテリーが上がってしまうことがあります。
消費電力の増加
エアコンは、動作に多くの電力を必要とするため、エアコンをつけっぱなしにしていると、消費電力が増加してバッテリーの消耗や、燃費の悪化といったリスクが生じることがあります。
モビくん
モビくん

車のバッテリーの状態をチェックしたり、ポータブル電源を使ったりすればバッテリー上がりを回避できるんだよ

メリット

長時間のドライブや車中泊で快適な環境を保つことができる
エアコンをつけっぱなしにすることで、車内の温度を一定に保つことができます。
長時間のドライブや車中泊の際には、快適な環境を保つことができます。
車内で快適な睡眠をとることができる
一定の温度を保つことで、車内で快適な睡眠をとることができます。
熱中症などの体調不良を回避できる
高温多湿の中での運転による熱中症リスクも考慮されるべきです。エアコンをつけっぱなしにすることで、車内の温度を一定に保ち、熱中症などの体調不良を回避することもできます。
やまじん
やまじん

バッテリーあがりや、燃費、周辺への騒音を考慮するならやはり、ポータブル電源とポータブル・クーラーの組み合わせがおすすめですね

2024年夏の車中泊:おすすめ暑さ対策グッズ

周辺環境によってはアイドリング状態での車中泊は、騒音によるトラブルや条例違反となる場合があります。

そこでエンジンを停止した状態でも快適に過ごすためのグッズをご紹介します。

1.ソーラーパネル+リン酸鉄リチウムオンバッテリー

ソーラーシステムを構築することで、太陽光を電力に変換し、サブバッテリーを充電することができます。

これにより、エンジンを停止した状態でもサブバッテリーでポータブルクーラーなどの電装品を使用することができます。

2.遮光カーテンと網戸

エアコンをつけっぱなしにすると消費電力が増加するため、網戸を使って車内の換気を良くすると、エアコンに頼らずとも涼しく過ごせます

また、遮光カーテンを使用することで、太陽光線を遮り室内の温度上昇を抑え、エアコンの消費電力を減らすことができます。

ただし、窓枠にダメージを与えたり、室内の換気が悪くなるため、取り付けには注意が必要で、定期的な換気が重要です。

3.サーキュレーターとポータブル冷風扇

サーキュレーター(扇風機)やポータブル冷風扇も暑さ対策には欠かせません。

特にポータブル冷風扇は水や氷の気化熱を利用して手軽に暑さ対策が可能です。

フル充電状態なら電源不要で長時間使用でき、排熱も少ないため車中泊に最適です。

4.虫除け

夏の車中泊では虫が寄ってこないようにするための予防策も大切です。

車中泊、エアコンつけっぱなし活用ガイド:バッテリー問題解決!まとめ

車中泊は、旅行やアウトドア活動の一部として人気がありますが、エアコンの使用については注意が必要です。

バッテリーあがりのリスク増大
エアコンの使用はバッテリーへの負荷を増やすため、バッテリー上がりのリスクがあります。

特にバッテリーが弱っている場合や長時間の使用の場合は、注意が必要です。

定期的にバッテリーの点検を行い、充電状態を確認することが重要です。
設定温度の適切な調整
エアコンの設定温度には注意が必要です。

過度に低い設定温度はエネルギー消費を増やし、バッテリーの寿命を短くする可能性があります。

快適な温度設定を選ぶことで、バッテリーの節約と快適さの両立を図りましょう。
ガソリンの消費が増えます
エンジンとエアコンをかけっぱなしにすると、ガソリンを無駄に消費してしまいます。

一般的なコンパクトカーでは、6~7時間のアイドリングでタンクの3分の1ほどの燃料を消費すると言われています。

近くにガソリンスタンドがない場合は、困ってしまうかもしれません。

エアコンを使う場合は、必要最低限に抑えて、ガソリンの残量に注意してください。
一酸化炭素中毒のリスク
エアコンをつけたまま車内で寝ると、排気ガスから発生する一酸化炭素の蓄積による中毒の危険性があります。

特に密閉空間では注意が必要であり、十分な換気を確保することが重要です。

エアコンをつけっぱなしにすることで快適な環境を保つことができますが、バッテリーあがりのリスクや消費電力の増加、燃料消費の増大、周辺への騒音問題といったデメリットも存在します。

ジャンプスターターや予備バッテリー、充電器、発電機などを用意してバッテリーあがり対策を立てることが重要です。

バッテリーあがりや、騒音対策のためにエンジンを停止した状態でエアコンをつかう場合は、

モビくん
モビくん

ポータブルエアコンとポータブル電源の組み合わせがおすすめだよ!

さらに、連泊でポータブルエアコンを使用する場合、走行充電だけではポータブル電源への充電が不足するケースがあります。

解決策としてソーラーパネルを活用する方法もあります。

やまじん
やまじん

車中泊の際は事前にしっかりと計画を立てて、快適な環境を備えましょう

車中泊・エアコン使用のポイント

  1. エアコンをつけっぱなしにする際は、一酸化炭素中毒のリスクがあるので定期的に換気が必要
  2. エアコンをつけっぱなしにすると快適な環境を保つことができますが、バッテリー上がりのリスクや消費電力の増加といったデメリットも存在します
  3. バッテリー上がりのリスクを軽減するためには、ジャンプスターターや予備バッテリー、充電器、発電機などの対策が必要
  4. ポータブルエアコンとポータブル電源の組み合わせが、バッテリーあがりや燃費、周辺への騒音を考慮する場合のおすすめの選択肢です
  5. エアコンをつけっぱなしにする場合、バッテリー寿命を延ばす方法として、ソーラーパネルの利用があります
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