
休日に車中泊するんだけど、エンジンかけたままでエアコンをつけっぱなしにして寝たらなにか問題あるかな?

そうだね、例えばこんな問題があるよ!
アイドリング状態でエアコンを使う場合の問題点
- バッテリーあがりのリスク増大
- ガソリンの消費が増える
- 騒音によるトラブルや条例違反
- 換気不良による一酸化炭素中毒のリスク
- 車中泊時のエアコン使用とその注意点
- 騒音対策
- エンジンをかけずに冷暖房をつかう方法

バッテリーあがりのリスクと対処法

エアコンをつけっぱなしにする場合は特にバッテリーあがりのリスクがあるので、対策と準備が必要です。
バッテリーがあがるとどうなる?

車中泊でバッテリーがあがると、さまざまな困ったシチュエーションに直面します。以下、具体的なシチュエーションとその影響について詳しく解説します。
- 寒冷・暑熱時の温度調整ができない
- 照明が使えない
- スマートフォンの充電ができない
寒冷・暑熱時の温度調整ができない
車中泊をする際、特に冬や夏は車内の温度調整が必要です。
しかし、バッテリーが上がってしまうと、エアコンやヒーターが使用できなくなります。
例えば、冬の寒い夜にヒーターが使えないと、車内は凍えるほど寒くなり、健康を害する恐れも。
また、夏の暑い日には、熱中症のリスクが高まります。

冬は暖房、夏は冷房がないと困りますね!
照明が使えない
夜間や早朝に車中泊をする際、車内の照明は非常に重要です。
読書や作業、または移動の準備など、照明がないと行動が制限されます。
バッテリーが上がると、車内の照明が全く使えなくなり、手探りでの行動を余儀なくされます。
スマートフォンの充電ができない
現代の旅行や車中泊において、スマートフォンは必需品となっています。
ナビゲーションや情報収集、連絡手段としての役割は大きいです。
しかし、バッテリーが上がると、車の充電ポートが使用できなくなり、スマートフォンのバッテリーが切れるリスクが高まります。
これにより、予定の変更やトラブル時の連絡が困難になる可能性があります。
車中泊は非常に便利で楽しい経験ができる一方で、車のバッテリーには十分な注意が必要です。

トラブル防止のために定期的なバッテリー点検が重要だね!
バッテリーがあがったらどうする?
バッテリーがあがった場合はジャンプスターターや予備のバッテリー、もしくは発電機などを使用してエンジンを始動します。
また、ブースターケーブルがあれば、周辺の方に声をかけて救援してもらいましょう。

これらの準備がない場合は、JAFや自動車保険のロードサービス特約を利用して救援依頼をするようにしましょう。

すぐに連絡できるように、電話番号をアドレスに登録しておくといいね!
\ JAF入会はこちらから/
バッテリーあがりを防ぐには?


車中泊の前にはバッテリー点検を実施しましょう

バッテリーが劣化している場合は交換してね
車中泊用ポータブル電源の性能

ポータブル電源は車中泊での快適さを確保するために必須です。
エアコンのような大きな電力を必要とするデバイスも稼働させることが可能で、これにより車のエンジンを使わずにポータブルクーラーを使うことができます。
ただし、消費電力とポータブル電源の容量を見極めて、適切に使い分けることが重要です。
ポータブル電源とポータブルクーラーの組み合わせ:使用時間と消費電力
ポータブル電源とポータブルクーラーの組み合わせは、その持続時間がクーラーの消費電力と電源の容量により決まります。
ポータブルクーラーの消費電力 | ポータブル電源の容量(例:1,500Wh) | 使用可能時間 |
---|---|---|
100W | 1,500Wh | 約15時間 |
200W | 1,500Wh | 約7.5時間 |
300W | 1,500Wh | 約5時間 |
一般的なポータブルクーラーはおおよそ100から350ワットのエネルギーを使います。容量が1,500Whのハイエンドポータブル電源であれば、約4〜5時間使用可能です。
540Whのエネルギーを消費するポータブルクーラーの使用時間は、ポータブル電源では大体1〜3時間ほどです。
長時間にわたってポータブルクーラーを使いたい場合、クーラーのエネルギー消費を少なく抑えて、大容量のポータブル電源を使用するか、車の電源やソーラーパネルから充電しながら使用することが重要となります。
車中泊で使えるJackery製品とEcoFlow製品のポータブル電源:価格と性能で徹底比較
車中泊やアウトドア、非常時に役立つポータブル電源。しかし、製品によっては価格や性能、機能が大きく異なります。
特に、JackeryとEcoFlowという二つのブランドが注目されています。
このセクションでは、これらのブランドのポータブル電源を価格と性能で徹底比較します。

あなたが最適なポータブル電源を選べるようにガイドします
- JackeryとEcoFlowのポータブル電源の違い
- 価格帯別におすすめのポータブル電源
- 使用シーンに応じたポータブル電源の選び方
- ポータブル電源に関するよくある質問とその回答
① Jackeryポータブル電源の特徴とおすすめ製品
Jackeryは、多くのユーザーから高評価を受けているブランドです。
特に、容量が小さい240でもスマホを約14回フル充電できるという点が評価されています。
また、大型家電を繋ぐ場合は「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」や「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」がおすすめです。
Jackery ポータブル電源おすすめ製品
Jackeryのポータブル電源は価格帯も幅広く、5万円以下から10万円以上まで様々な製品があります。
性能面でも、容量や出力に応じて選べるので、用途に合わせて最適な製品を選ぶことができます。
② EcoFlow製品:車中泊愛好家に人気

EcoFlowは、特に急速充電テクノロジー「X-Stream」によってわずか1時間で満充電可能な製品があります。これは標準的なポータブル電源と比べて5倍速く、非常に便利です。
EcoFlow ポータブル電源おすすめ製品
EcoFlowのポータブル電源も、価格帯が幅広く、用途に応じて選べます。
特に「RIVER Pro」や「DELTA 2」は、多機能で高性能な製品として評価されています。
③ 価格帯別おすすめポータブル電源
価格帯 | 製品名 | 価格 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
5万円以下 | Jackery Explorer 240 | 約3万円 | スマホを約14回フル充電可能 |
5万円~10万円 | EcoFlow RIVER 2 Pro | 約9万円 | 急速充電可能、大型家電も接続可 |
10万円以上 | EcoFlow DELTA 2 | 約14万円 | 多機能で高性能 |
- 5万円以下でおすすめの製品
- ポータブル電源の価格帯は様々ですが、5万円以下でも十分に使える製品があります。例えば、Jackeryの「Explorer 240」は、約3万円で購入でき、スマホを約14回フル充電できます。
- 5万円~10万円でおすすめの製品
- この価格帯では、より多機能な製品が登場します。EcoFlowの「RIVER 2 Pro」は、約9万円で、急速充電が可能な上、大型家電も接続できるため、非常に便利です。
- 10万円以上でおすすめの製品
- 10万円以上の価格帯では、さらに高性能な製品があります。例えば、EcoFlowの「DELTA 2」は、約14万円で、多機能で高性能な製品として評価されています。

車中泊やアウトドア活動、さらには災害時の緊急電源として、ポータブル電源の人気は年々高まっています!

本格的な最強ポータブル・クーラーおすすめ3選
- 初期電力消費が小さく、ポータブル電源の容量が小さくても使用できる。
- 夜間には車内をまあまあ冷やせる。
- 送風ダクトでスポット冷却ができる。
- 日中の炎天下では車内全体を冷却することはできず、目の前の冷却用としてしか使えない。
- 使用方法によっては、風が弱く、車内が十分に冷えない場合がある。
- 操作音が大きいため、静かな環境での使用には適していない。

- 排気と吸気が分かれているため、熱交換による発熱をこもらせることなく、冷風を快適に浴びることができる。
- 設置場所に制約がなく、移動も簡単にできるため、車中泊やキャンプなど、屋外での使用に適している。
- 電力消費が比較的少なく、ポータブル電源で駆動可能であるため、エコな使い方ができる。
- 起動直後の動作音が大きい。
- ドレンホースの水が抜けにくいため、本体内に水がたまり、漏れて車内が濡れる可能性がある。(防水対策が必要)
- サイズが大きく、設置場所を検討する必要があり、

- 消費電力が少なく、本格的なクーラーで冷却能力も問題なし。
- 湿度を効果的に取り除き、快適な環境を提供する。
- ポータブルなため、持ち運びができ、キャンプやボートなどのアウトドア活動に最適。
- 重量があるため、持ち運びが少し辛い。
- 室外機が重く、室内外機のホースが外せないため、設置が辛い。
- 家電並みの冷房力は期待できないため、家庭用エアコンに比べるとパフォーマンスが劣る。また、価格も高額。

ポータブルクーラーは持ち運びができ、車以外でも利用できる利便性があります。
車中泊に適したポータブルエアコンを選ぶ際は、車種やスペース、使用頻度、消費電力、冷却能力静音性を考慮し、設置場所の確保も重要です。
これらのステップを踏むことで、快適で安全な車中泊を実現することができます。
車中泊でエアコンをつけっぱなしにするメリット・デメリット
デメリット

- バッテリー上がりのリスク
- エアコンをつけっぱなしにしている場合、車中泊中にバッテリーが上がってしまうことがあります。
- 消費電力の増加
- エアコンは、動作に多くの電力を必要とするため、エアコンをつけっぱなしにしていると、消費電力が増加してバッテリーの消耗や、燃費の悪化といったリスクが生じることがあります。

車のバッテリーの状態をチェックしたり、ポータブル電源を使ったりすればバッテリー上がりを回避できるんだよ
メリット

- 長時間のドライブや車中泊で快適な環境を保つことができる
- エアコンをつけっぱなしにすることで、車内の温度を一定に保つことができます。
長時間のドライブや車中泊の際には、快適な環境を保つことができます。 - 車内で快適な睡眠をとることができる
- 一定の温度を保つことで、車内で快適な睡眠をとることができます。
- 熱中症などの体調不良を回避できる
- 高温多湿の中での運転による熱中症リスクも考慮されるべきです。エアコンをつけっぱなしにすることで、車内の温度を一定に保ち、熱中症などの体調不良を回避することもできます。

バッテリーあがりや、燃費、周辺への騒音を考慮するならやはり、ポータブル電源とポータブル・クーラーの組み合わせがおすすめですね

2023年夏の車中泊:おすすめ暑さ対策グッズ

周辺環境によってはアイドリング状態での車中泊は、騒音によるトラブルや条例違反となる場合があります。
そこでエンジンを停止した状態でも快適に過ごすためのグッズをご紹介します。
1.ソーラーパネル+リン酸鉄リチウムオンバッテリー
ソーラーシステムを構築することで、太陽光を電力に変換し、サブバッテリーを充電することができます。
話題の車中泊グッズなら車中泊専門店におまかせ!
これにより、エンジンを停止した状態でもサブバッテリーでポータブルクーラーなどの電装品を使用することができます。
キャンプや車中泊にも【AmpereTime製!LiFePO4バッテリー】
2.遮光カーテンと網戸
エアコンをつけっぱなしにすると消費電力が増加するため、網戸を使って車内の換気を良くすると、エアコンに頼らずとも涼しく過ごせます

また、遮光カーテンを使用することで、太陽光線を遮り室内の温度上昇を抑え、エアコンの消費電力を減らすことができます。
ただし、窓枠にダメージを与えたり、室内の換気が悪くなるため、取り付けには注意が必要で、定期的な換気が重要です。

3.サーキュレーターとポータブル冷風扇
サーキュレーター(扇風機)やポータブル冷風扇も暑さ対策には欠かせません。

特にポータブル冷風扇は水や氷の気化熱を利用して手軽に暑さ対策が可能です。
フル充電状態なら電源不要で長時間使用でき、排熱も少ないため車中泊に最適です。

4.虫除け
夏の車中泊では虫が寄ってこないようにするための予防策も大切です。

車中泊、エアコンつけっぱなし活用ガイド:バッテリー問題解決!まとめ
車中泊は、旅行やアウトドア活動の一部として人気がありますが、その際にエアコンの使用については注意が必要です。
- バッテリーあがりのリスク増大
- エアコンの使用はバッテリーへの負荷を増やすため、バッテリー上がりのリスクがあります。
特にバッテリーが弱っている場合や長時間の使用の場合は、注意が必要です。
定期的にバッテリーの点検を行い、充電状態を確認することが重要です。 - 設定温度の適切な調整
- エアコンの設定温度には注意が必要です。
過度に低い設定温度はエネルギー消費を増やし、バッテリーの寿命を短くする可能性があります。
快適な温度設定を選ぶことで、バッテリーの節約と快適さの両立を図りましょう。 - ガソリンの消費が増えます
- エンジンとエアコンをかけっぱなしにすると、ガソリンを無駄に消費してしまいます。
一般的なコンパクトカーでは、6~7時間のアイドリングでタンクの3分の1ほどの燃料を消費すると言われています。
近くにガソリンスタンドがない場合は、困ってしまうかもしれません。
エアコンを使う場合は、必要最低限に抑えて、ガソリンの残量に注意してください。 - 一酸化炭素中毒のリスク
- エアコンをつけたまま車内で寝ると、排気ガスから発生する一酸化炭素の蓄積による中毒の危険性があります。
特に密閉空間では注意が必要であり、十分な換気を確保することが重要です。
エアコンをつけっぱなしにすることで快適な環境を保つことができますが、バッテリーあがりのリスクや消費電力の増加、燃料消費の増大、周辺への騒音問題といったデメリットも存在します。
ジャンプスターターや予備バッテリー、充電器、発電機などを用意してバッテリーあがり対策を立てることが重要です。
バッテリーあがりや、騒音対策のためにエンジンを停止した状態でエアコンをつかう場合は、

ポータブルエアコンとポータブル電源の組み合わせがおすすめだよ!
さらに、連泊でポータブルエアコンを使用する場合、走行充電だけではポータブル電源への充電が不足するケースがあります。
解決策としてソーラーパネルを活用する方法もあります。

車中泊の際は事前にしっかりと計画を立てて、快適な環境を備えましょう
車中泊・エアコン使用のポイント
- エアコンをつけっぱなしにする際は、一酸化炭素中毒のリスクがあるので定期的に換気が必要
- エアコンをつけっぱなしにすると快適な環境を保つことができますが、バッテリー上がりのリスクや消費電力の増加といったデメリットも存在します
- バッテリー上がりのリスクを軽減するためには、ジャンプスターターや予備バッテリー、充電器、発電機などの対策が必要
- ポータブルエアコンとポータブル電源の組み合わせが、バッテリーあがりや燃費、周辺への騒音を考慮する場合のおすすめの選択肢です
- エアコンをつけっぱなしにする場合、バッテリー寿命を延ばす方法として、ソーラーパネルの利用があります