自動車整備士やまじんです。
今回はロードサービスの現場でも重宝している、おすすめの電動スマート空気入れをご紹介します。
わが家には自転車が3台あるので、休日に空気入れを頼まれると憂うつになります。
昔ながらの手動空気入れで、汗だくになりながら屈伸運動をしていましたが、今回ご紹介する電動空気入れがあれば、その苦労ともおさらばです。
商品名は【KUKiiRE】
なんとも直球なネーミングですが、その名に相応しく販売開始から2週間で1,500台以上を販売。
楽天市場でも総合ランキング1位を獲得した電動空気入れ界の超エリート。
付属のエアバルブは仏式・英式・米式の全バルブと浮き輪やボールに対応していて、自転車はもちろんバイク、クルマ、車椅子までこの【KUKiiRE】が1台あれば面倒な空気入れからあなたを解放してくれます。

コンパクトでコードレスだから持ち運びしやすく、直感的に操作できる高感度タッチパネルを採用したので、子供からお年寄りまで誰でも簡単に、そして安全に使えます。

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それでは早速【KUKiiRE】の特徴を見ていきましょう。

楽天市場・アマゾンでも高評価 その実力を徹底検証
気になる作動音をチェック
私の場合は夜間のロードサービスで使うこともあるので作動音はなるべく小さいほうが助かります。
商品説明では掃除機レベルの65dBとあります。
自動車に標準装備されている電動空気入れと比較すると筐体の作りがしっかりしているので標準装備のものよりは静かに感じます。2m程度はなれるとあまり気になりません。
高圧タイプのエアコンプレッサーなのでこの程度の作動音なら許容範囲でしょう。
重量バランスが良いのか振動も小さくて好印象。
こちらのYouTube動画で作動音の確認ができます。
高圧力150PSIの実力を検証
自動車のタイヤに対応するなら高圧力でないと困ります。スペアタイヤ交換の際に空気圧が不足しているケースが多くあります。
スペアタイヤの設定空気圧は450kpaと高めなので車両に搭載されている電動空気入れではそこまで充填できません。300kpa付近から空気が入らなくなりますし空気入れが破裂しそうで不安になります。
以前購入した類似品は120PSIと圧力が低く自動車の空気圧調整に使うにはやや能力不足でした。
今回は【KUKiiRE】で商用車バンの後輪タイヤを標準空気圧350kpaまで充填してみます。
セッティングから充填までを順番に見ていきましょう。
収納しているエアホースを抜くと電源がONになりました。


エアホースを上部の取付部に接続します。稼働中はホースが熱くなるので注意が必要です。
今回は車両のステッカーで規定値を確認。


自転車などは付属の空気圧目安表で確認して下さい。

右上のⓂ︎ボタンで自動車モードを選びます。
続いて左上のU💡ボタンで単位をkpaに変更して−+ボタンで数値を350kpaに合わせます。
ホースをエアバルブと接続すると現在の空気圧が表示されました。
充填開始は電源ボタンで押すとスタートします。あとはハンズフリーでクルマから離れていても大丈夫。


設定空気圧になると自動停止してくれるので安全です。
所要時間は約6分でした。(約19.6kpa/min)
危惧していた300kpa以降もスムーズに充填できたのでこれには満足しました。
軽自動車だと250kpa程度なので余裕ですね。
付属品

付属品は左から充電用ケーブル、アタッチメント各種(英式、仏式、ボール用、浮き輪用)
これで全てのバルブに対応可能です。
バッテリー容量4,000mAh
バッテリーは長寿命のリチウムバッテリーを採用。ニッケルバッテリーの2倍長持ちします。
メーカーが実験を繰り返し、辿り着いたバッテリー容量が4,000mAh。
4,000mAh以上だと重くなってコンパクトではなくなり、それ以下だと充電切れですぐに使えなくなる。
4,000mAhあれば家族の自転車4台分、もしくは自動車1台分のタイヤに連続使用で空気充填が余裕でできる計算となっている。
その他の便利機能

左上のU💡ボタン長押しでLEDランプが点灯するので暗い場所でも作業性バツグンです。
サポート
- 各バルブ毎の説明動画あり
- 付属品を無くしもサポートセンサーに連絡したら発送してくれる
- 保証期間6ヶ月、LINE登録で最大1年間保証
- 使い方がわからない場合も連絡したら教えてくれる
- 満足出来なければ30日間の返品制度あり
自動車整備士からのアドバイス

空気圧不足の危険性とデメリット
- 空気圧不足での使用はパンクの原因に
- ペダルやハンドル操作が重くなる
- 転がり抵抗が大きくなり、燃費が悪化して燃料代が増える
- タイヤの摩耗が進み、交換時期が早くなりランニングコストが増える
- 高速走行時にバーストする
FAQ・レビュー
こちらの【KUKiiRE】公式ホームページからよくある質問とレビューをご確認いただけます。
まとめ
さすが人気商品だなという印象でした。
コンパクトでパワフル、品質検査も出荷までに4回実施して不良品率を下げる企業努力もされていて信頼できます。
保証期間も長くてサポートセンターもありますので使い方がわからなかったり付属品がなくなっても手配してもらえます。
なにより開封したら代表者のメッセージが添えられていたことに驚きました。これは商品への自信のあらわれだと感じました。
【KUKiiRE】の場合、ストレート形状で本体収納式なので、耐久性がよさそうですし破損しても交換が可能なので安心して使えます。
整備の現場にも使えますし一般家庭でも使えて便利です。
また車椅子を多く管理されている施設にもオススメです。
これは検討の価値ありだと思います。ぜひ【KUKiiRE】公式ホームページをご覧になってみてください。

あまりにも使ってみてよかったので熱が入りすぎましたが、ホントに空気圧管理が楽になるのでイチオシです。
最後までご覧いただきありがとうございました。自動車整備士やまじんブログでは自動車アフターマーケット情報を発信しています。
クルマに関する疑問や質問がありましたらお気軽お問合せください。今後の記事作成の助けとなりますのでご協力よろしくお願いします。
今回は空気入れの話題でしたが自動車のタイヤ交換時期ならこちらの記事もご覧ください。
